Google画像検索「アーミッシュ」
↑こういう格好をした人が、オハイオ州にはけっこういます。
この服装のまま、ウォールマートで買い物してたりします。
バスに乗っていて、突然渋滞になったと思ったら、
先頭がアーミッシュの馬車だった、ということもよくあります。
渋滞の向こうに馬車が。 |
ヒゲ、馬車、服装。
どれをとっても、アメリカ社会に逆行している。
でも、現物を見ると、意外と違和感はない。
閉鎖的なようで、
でも、社会に溶けこんでもいる。
寮の窓から撮影 馬の蹄の音で朝寝を邪魔される優雅な土曜日 |
アーミッシュというのはキリスト教の一派です。
300年前、ヨーロッパで迫害されたアーミッシュは、
アメリカにやってきて、自分たちだけのコミュニティを作りました。
彼らは昔の生活スタイルを守ろうとします。
理由はいろいろあるようです。
コミュニティを壊さないためという理由もあれば、
聖書にそう書いてあるから、という理由もあります。
「昔からそうやってきたから」というのもあるみたいです。
アーミッシュのそういうやり方は、一見、かたくなです。
でも逆に、コミュニティを壊さなければ、
外の技術を受け入れるという柔軟性もあります。
たとえば、電線から引いた電気を使うのはダメだけど、
自家発電した電気を使うのはOK(禁止してるコミュニティもありますけど)。
電線で外の世界とつながると、
外の世界の状況に、コミュニティが影響されやすくなるからです。
「ある面では厳しいけど、ある面では緩い」
というその「緩さ」が面白いと思います。
単なる閉鎖的な人たちじゃないからこそ、
300年もやってこれたのでしょう。
研究では、アーミッシュのそういう、
今の世界にも通用する部分をみていきたいと思ってます。
今日のリス |
非常に写真がキレイなので、観ていて飽きないですね。
返信削除そういえば、オハイオ州だけじゃなくて、ウォルマートは画一化景観の一つですね。
ウォルマート化する身体になりつつありますか?
ウォルマートの買い物カートはリヤカーのように大きくて、方向転換する度に身体が振り回されます。
返信削除これを使いこなせるようになるまではウォルマート化しない身体です。