2011年11月7日月曜日

アメリカ荘

アメリカ滞在中は、OARDC構内の寮で生活しています。


右の方に見えるのが寮


白い家、青い空

アメリカに来る前は、日本からネットでアパートを探していました。


しかし、たった二ヶ月しか滞在しない日本人が借りられるアパートはほとんどありません。

かろうじて見つけた物件も、メールを出しても全く返答なし。

コロンバスキャンパスなら寮があるけれど、

コロンバスからウースターまでの往復4時間を毎日通うわけにもいかない。

ホームステイも考えたけれど、ウースターではステイ先があまり見つからないし、

相場を見ると意外とホテル並に高かったりもする。


どうせ円高なんだし、二ヶ月間ホテル住まいでもいいかなあ、と考えていました。


そうやってアパート探しでぐずぐずしていると、

OARDCで働いている日本人の方から突然メールが来て、

「OARDCにも寮はある、本当は学生向けだけど、空きがあればポスドクでも使える、

だからこちらで手続しておくけれど、それでいいか?」

という主旨だったので、「いいです」との返事を書いて、

なんとか渡米ぎりぎりになって宿泊先を確保することができました。


この人には渡米後も、ウースターにいる他の日本人に紹介してもらったり、

事務手続を手伝ってもらったり、味噌とほんだしをもらったり、

研究の進め方のアドバイスをもらったり、

とにかくお世話になりっぱなしです。

渡米後、いろんな人にお世話になったけれど、一番目か二番目くらいにお世話になった人です。


中にはいるといきなり台所


電気コンロ


いかにもアメリカンな、食器棚(みたいなの)


今にも殺人事件の起きそうな階段を下りて地下へ


左は洗濯機と乾燥機、奥はシャワー室


開かずの間のようになっている地下の一室
誰も使わない卓球台とバーベルとチャイルシートが悲しげ


階段で二階へワープ


巨大なドアの立ち並ぶ


ナンバー5


この寮は入れ替わりが激しいのか、次々新しい人が入ってきます。

今この寮にいるのは、

アメリカ人、インド人(×2)、ネパール人、中国人(×2)、

日本人(自分)、アフリカ人、国籍不明の人(×2)で、合計10人です。

OARDCには寮らしき建物が4つくらいあって、

利用者はほとんど留学生です。


留学生同士だから、お互いに簡単な英語しか使わないし、

国籍がばらばらだから、同じ国どうしで固まることも少ない。


留学生にとってはかなり良い環境だと思います。


ナンバー5内部
ゴミ箱いっぱい

高すぎる天井に裸電球


OARDCに来た初日、研究室から寮に行く途中で道に迷い、

さらに、もらったばかりの鍵がどこかに行ってしまって、

閉ざされたナンバー5のドアにすがりつきながら、泣き濡れていたのですが、

長くなったのでまた今度。


今日のリス
「がさごそ……」

「がばっ」



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