2011年11月17日木曜日

見渡す限りのショック



天気が悪いので、今日は非アーミッシュの農家を調査に行きました。
アーミッシュは家にいることが多いのですが、
非アーミッシュ(「イングリッシュ」といいます)の農家は仕事で忙しいので、
雨で仕事ができないときじゃないと調査するのは難しいのです。
アーミッシュ研究者のガイドさんは乗り気でないけれど、
アーミッシュのデータだけ集めても、比較対象がなければ分析のしようがないので、
イングリッシュのデータも集めなければなりません。

一軒目では、納屋みたいなところで立ち尽くしながら調査。
調査対象のおじいさんは終了後、ガイドさんを相手に
「これからの農業はどうするのか」というようなことを
熱く語ってました。

二軒目は暖炉のあるきれいな室内で調査。

午後一時過ぎになると、ガイドさんは大学で講義があるとかで調査終了。
一日二軒。
こんな遅々としたペースの調査は初めてです。




この辺りではレアなイングリッシュ農家を探して車で走行中に、謎の物体の群れを見つけました。
これは"shock"というもので、トウモロコシを茎ごと切り倒したものを
いくつかまとめて束にして、垂直に立てたものです。
トウモロコシを乾燥させるためにこういうことをするそうで、
日本でいう「はさがけ」みたいなものでしょうか。
昔のアメリカでは一般的にやられていたそうですが、だんだん廃れてきて、
今ではアーミッシュだけがこの方法を守っているそうです。
"shock"の定訳は「ショック」でいいんでしょうか、どうなんでしょうか。
アメリカにいてはよくわかりません。



ショック……。

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